今回のトレーニングメニューは新宿から町田の30分間無停車。
前回のトレーニングから1ヶ月以上空いてしまい、やや不安感がありました。
しかし、これ以上間隔が空いてしまうと、これまでのトレーニングが無駄になってしまうと思い、勇気を出して乗車トレーニングに出発しました。
新宿までの移動は平常心でしたが、特急券を買う際に不安感が強くなりました。
現在1時20分、町田行きは1時40分でしたが、あと20分で気分を整える自信が無く、2時10分の券を買いました。
不安感は拭えぬまま、一度地上に上がり休憩。
選挙演説みたいなのが聞こえてきたので、無意識にそれに対する感想などを考えている間はちょっと気がそれましたが、休憩を終えてホームへ向かうと不安感が再燃しました。
まだ乗るわけではないからと思いながら耐える時間。
電車入線。
始発なので、ドアが開いたまま10分以上乗るチャンスがあったのですが、30分間の無停車区間に耐えられる気がせず、結局乗れませんでした。
乗ったらすぐ落ち着くと思ってみても、乗らなかったらトラウマになると思ってみても、何もできなかったのです。
途中で、今回は実績のある新宿から新百合ヶ丘との区間を復習すればよいのではないかとの着想が、回避を決定的なものにしました。
町田行きの特急のドアが閉まった後、そのまま快速急行のホームへ行き、乗車。
不安感は全く無し。
むしろ、回避できたことへの安堵感を感じている自分が情けない。
しかし、この区間をしばらく反復した方が良いのではとも思いました。
快速急行乗車中は一貫して安定していました。
下北沢から新百合ヶ丘の無停車区間走行中、長いなとは思いましたが、それは不安感とは異なり、緊張感から解放された眠気の中で、ぼうっとした雑感でした。
帰りは、前回同様に新百合ヶ丘から新宿までのロマンスカーに乗ろうと決めました。
新百合ヶ丘到着、一度改札を出る際、不要となってしまった特急券を悔しく思います。
帰りの特急券を買う際は不安感無しでした。
眠気も残っているし、寒いホームに立っているより乗車して座りたい気分。
なぜ最初からこの心境になれなかったのか。
やはり、時間はかかっても、次のハードルを越える自信、確信が得られるまで、一度クリアしたハードルを反復練習した方が良いのでしょうか。
と思っていたら、ロマンスカー入線のアナウンスで少し不安感が来ました。
冗談じゃない。絶対乗る。
さっき快速電車ながらも同じ区間を乗車したこと、前回クリア済みであることを言い聞かせ、不安感を鎮めました。
無難に乗車、今は座席でゆっくりしています。
試しに、今脱出できないよと自分を揺さぶってみました。
不安感が出たので、すぐにやめました。
3分くらいして再度揺さぶってみました。
今度は平気。別に降りる必要は無いと感じました。
今回の教訓から、一度クリアしてすぐ次の難易度に行くのではなく、本当に慣れるまで反復練習した方が良いと学びました。
予期不安を軽減する呼吸法・五感法・筋弛緩法(2012年12月)
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