パニック障害

【認知行動療法】飛行機トレーニング(羽田ー札幌:2018年5月)

北海道への出張が決まりました。出発前日まで、不安というより気が乗りませんでした。

飛行機出張は、先月の沖縄出張で自信をつけたし、北海道は沖縄より短距離なので大丈夫だと思いましたが、出張先の会議でスピーチをしなければならないことが、たまらなく嫌だったのです。

飛行機とスピーチという組み合わせが、初めてパニック発作を起こした日と同じストレスの組み合わせだったので、気持ちの整理がつかない状態が前週から続いており、精神的コンディションがあまり良くありませんでした。

当日朝は4時起きで、その段階ではもう迷うことなく出発しました。

空港で見た、自分がこれから登場する飛行機が意外と小さいと思って少しビビり、待合室で10秒くらい不安を感じましたが、気持ちで負けているぞ!と自らに言い聞かせることによって、不安の打ち消しに成功しました。

飛行機に乗る頃には落ち着いていました。乗った後、歴史小説の本を読んでいたら完全に平気になりました。

そして眠りに落ち、起きたのは着陸で降下して行く時でした。飛行機は、もう本当に大丈夫なのだと思いました。

会議のスピーチは、

  • 謝辞
  • 伝えるべき重要な事
  • あとは場の流れを読んでアドリブ

これだけを頭に入れておけば大丈夫と思っていましたが自信が持てず、会議前にトイレの個室で原稿を作って暗記して、何とかなりました。

若い頃、自分はスピーチが得意だと思っていましたが、パニック障害以降は苦手意識があります。

パニック障害は、それ単独だけでも大変ですが、さらに他の不安要素が複合すると手に負えなく感じられます。

パニック障害とスピーチを比べたら、私の場合は圧倒的にパニック障害の方が厳しいので、先にスピーチの不安を払拭し、パニック障害の克服に専念する工夫が必要だと思いました。

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