今月の認知行動療法の目標は、カウンセリングで作成した不安階層表の第2階層である、「普通電車(駅間10分)」の反復練習です。
この際、呼吸法以外にツボ押しも試してみます。
認知行動療法|失敗の原因は練習頻度、間隔を狭めて再挑戦(2020年7月)
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- 8月8日 普通電車(駅間10分)の反復練習
天気は曇り、体調はお天気頭痛やだるさがあります。
駅間10分の起点が近づいてきて緊張してきましたが、隣に座っていた男性が寝ながらこちらにやたらとのしかかってきて腹が立ったので、結果的に予期不安から気が紛れて良かったです。
また、暑かったのでジャケットを脱いだら涼しくなり、そのギャップを快適に感じました。
駅間10分区間は、新規購入した木製のツボ押しグッズでマッサージしながら、自分の外に気を向けるため風景を眺めていたら、終始平常心で乗車できました。
呼吸法以外の手段でも大丈夫だと確信しました。
- 8月15日 普通電車(駅間10分)の反復練習
駅間10分区間の二駅前からツボ押しと呼吸法開始。
呼吸法が乱れて失敗した前回と異なり、今回は呼吸法にツボ押しを組み合わせて落ち着いたまま、駅間10分区間を乗車できました。
- 8月22日 普通電車(駅間10分)の反復練習
朝のホームが寒すぎ、車内暖房が快適に感じました。
暖かく眠くなったので、特に緊張することもなく駅間10分区間を乗車できました。
- 8月29日 普通電車(駅間10分)の反復練習
駅間10分区間は問題なく乗車できました。
しかし、その後の区間で非常停止ボタンが押されたため駅間停止に巻き込まれました。
目を閉じてガンガン音楽を聴いて外界を遮断することで不安を抑え込んでいましたが、一曲終わってもまだ電車が動き出さず、次曲を選曲している間に不安が強くなってきました。
ふと思い出して今回使い始めた木製のツボ押しグッズでツボを刺激したら、思考の集中が乗物恐怖からツボの触覚や痛覚に分散してくれて、徐々に焦りが収まってきました。
すると周りも見えてきて、さらに不安から気が逸れてきました。
しばらくして、運転再開(二曲分だから停止時間は8分くらい)となりました。
パニック発作対処法を複数手段持つのはとても有効でした。
認知再構成法のカウンセリングで、考え方と気分の関係を学びました
これまで、カウンセリングで作成した不安階層表を基準に、段階的に目標をクリアする認知行動療法を行ってきました。 これに加えて今回は、認知再構成法に取り組みました。 これは、従来の考え方を客観視して気分の ...
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