緊張感は、羽田空港ターミナルで、私の荷物が知らないうちにカーゴで運ばれていた(出張者全員のをまとめて運んでいた)のを知った時と、搭乗へ向けて全員集合した時のみでした。
苦しい緊張感ではありましたが、ダメならいつでも不調を申し出て降りられる、搭乗もせず想像だけで負けたくない、これまでの成功体験で乗って失敗した事はない、といった思いが支えとなりました。
搭乗後すぐに妻へメールして客観的に実況中継できたのも効果的だったと思います。
機内Wi-Fiに感謝です。
機内では、主にマンガ、小説を読み、スマホで音楽や動画を楽しみました。
ドリンクとチョコレートも気分転換に良かった。
ネックピローも快適に感じられました。
メモを書いているうちに、沖縄到着まであと30分程とのアナウンス。
気持ちが楽になり眠くなってきました。
心配していた飛行機の閉塞感も驚くほど気になりません。
機内で使ったのは、歴史小説、スマホ、ヘッドホン、マスク、アイマスク、ネックピロー、GABAチョコ、コーラ、手帳だけでした。
もちろん、他のお守りグッズの存在感も頼もしかったです。
いずれ荷物を減らしていくことも考えていますが、今はまだ優先順位的にそこはいいかなと思っています。
トイレを済ませたところで、もうすぐ着陸となりました。
気分は程よく穏やかです。
着陸は予定時刻より20分延びましたが、眠いくらい平気でした。
飛行機はもう大丈夫かなと思えました。
着いてから、沖縄が本土から離れているがゆえの不安(陸路では帰れない)があるかと思っていましたが、飛行機が平気であると認識できたので、それは無かったです。
復路は、機材故障で出発が3時間遅れました。代替機材は狭い機材と聞き、腰痛と閉塞感に苦しめられるのではと不安になりましたが、実際乗ってみると、座席背もたれのクッションは快適でした。
離陸後すぐ寝て、気がついたら着陸態勢でした。
パニック障害になる前の時のように、飛行機で良く寝るようになりました。
ただ、予期不安・長期出張・加齢に伴う疲れが出てきます。
体の疲れがメンタルに影響しないよう、普段のトレーニングの中にメンタル向けだけではなく、フィジカル向けのメニューを取り入れてもいいかもしれません。
いずれにせよ、最難関目標であった沖縄出張、無事に達成することができました。
今は満足感でいっぱいです。
【認知行動療法】飛行機トレーニング(羽田ー札幌:2018年5月)
北海道への出張が決まりました。出発前日まで、不安というより気が乗りませんでした。 飛行機出張は、先月の沖縄出張で自信をつけたし、北海道は沖縄より短距離なので大丈夫だと思いましたが、出張先の会議でスピー ...
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